映画「プリティウーマン」のワンシーンで、洗面台の前で何やらコソコソしているヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)を見て、リチャード・ギアがよからぬクスリを使おうとしているのでは?と疑うシーンがあります。が、ヴィヴィアンが手にしていたのは、デンタルフロス。苺を食べた後で、歯の隙間を綺麗にしておきたいけれど、デンタルフロスを使っているところは、あまり人には見られたくない。そんなわけでつい、コソコソしてしまったのですが、日本ではまだデンタルフロス、あるいは歯間ブラシを使って歯のケアをしている人は少ないようです。
歯ブラシを使って丁寧に磨いたつもりでも、歯垢はしつこくて、なかなか綺麗に落ちません。特に、歯と歯の間の隙間には歯ブラシが届かないので、磨き残しが出てしまい、歯と歯の隙間が虫歯になることはダントツに多いのです。最近では、治療行為の一環でデンタルフロスや歯間ブラシの使い方を指導してくれる歯科医院も増えています。
治療の際に正しい使い方を教えてもらって、歯ブラシ+デンタルフロスで歯を磨くことで、虫歯が遠のきます。